いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
リコーダーアンサンブルトワルブランシュです。
毎日暑い日が続いているのでまだまだ夏の気分でいましたが、
もう9月も中旬に差し掛かろうとしていますね。
さて今日は、延び延びになっていたコンサートの報告です♪
楽しみにしていた方、お待たせしました!(いないかな!?)
8/20(日)に、豊浦町地域交流センターとわにーのとわにーホールにて、
リコーダーファミリーコンサートを開催いたしました。
今回は札幌のソワサンテリベルテ+の有志7名とトワルブランシュから2名で
「リコーダーコンソートフェアコール」を結成し、初のコンサートです!
リコーダーの師匠であります札幌の原田文夫先生と、
ピアノ伴奏として町内の中学生である石澤優衣さんに賛助出演していただき、
11名でのステージでした。
プログラムはこちら。
オープニングの「ミッキーマウスマーチ」は行進しながら演奏!
暗譜でフォーメーションチェンジするのは緊張もあってなかなか大変でしたが、
初の試みでとっても楽しかったんですよ、これが♪
そのあとは、今年誕生100周年のディズニーソングを4曲続けて演奏。
どの曲も素敵な編曲で、リコーダーの魅力が際立ちます。
ポピュラー・ジャズの2曲は大人の雰囲気たっぷりで、
かっこよく緊張感のある演奏になりました。吹いてて気持ちよかった~♪
「二人でお酒を」は昭和の雰囲気がプンプンのムーディーなサウンド、
スーパーマリオブラザーズメドレーは豊浦ヴァージョンにして、
ちょっと合わせが難しかったですが、ゲームの映像が思い浮かぶ楽しさでした。
ドラえもんは世代ごとにそれぞれ反応があって、どれも喜ばれたのではないでしょうか。
ここまでで第1部が終了。
休憩を挟んで第2部。ここからは原田先生の進行です。
楽器紹介のときに、リコーダーの息の入れかたについての説明があって、
それを視覚的にとらえるため、出演者みんなが会場に向けて紙飛行機を飛ばしました!
フゥーウウ!っと飛ばすと、飛行機は上に向かった後シュっと落ちてしまい、
ふぅ・・・と弱く飛ばすとすぐ近くに落ちてしまいます。
シャー!と飛ばすとすごい勢いでお客さんに当たりそうになって笑いが起こり、
トゥーーーっと優しく飛ばすと、見事きれいにまっすぐ客席まで届きました。
こういう風に息を入れたら良い、ということを会場の皆さんも知ることが出来たと思います。
この後は全8種類のリコーダーを使って、「木星」の演奏です。
一番低いコントラバスのソロからスタートして、グレートバス、バスと
順番にハーモニーに加わっていきます。
大きいもので180センチ以上、小さいもので15センチほど。
会場の皆さんはリコーダーに見入ったり、音の違いに感心の声をあげたりして、
大変興味深かったようです。
次は会場の皆さんも、持参したリコーダーを使って演奏に加わります。
先ほどの飛行機で、どうやって吹いたらきれいな音が出るかを学んだので、
皆さん本当に息遣いを気にしながら丁寧にきれいな音を出していました♪
「かっこう」では、二つの音でカッコー・カッコーと音を出して、
何度か練習した後、そのままかっこうのリコーダーオーケストラがスタートです。
こちら側からの音、客席から聞こえる音、会場全体がきれいな音に包まれました!
そのあとはデュオでダカンの「かっこう」の演奏です。
同じかっこうでもこちらは本格的!
速くて細かいフレーズに驚きながら聞いて下さっている様子がうかがえました。
次の「クリューゲルのメヌエット」、「4羽の白鳥の踊り」はよく知られた曲ですが、
大人数でのリコーダーの演奏はまた違った魅力を感じたかもしれません。
民謡では原田先生の「南部牛追い唄」のソロからスタート。
テナーリコーダーが醸し出す音色は尺八のようでもあり、
強弱緩急のある演奏に皆さんウットリしているように見えました。
続く「日本民謡メドレー」は日本全国の様々な民謡が登場するので、
特に高齢者の方がニコニコと聴いて下さっていたのが印象的でした。
メドレーは曲ごとに変化があって、演奏する側も楽しいですね。
ご当地ソングは、石原裕次郎さんの「恋の町札幌」と北島三郎さんの「函館の女」。
これもまた高齢者の方に大変喜ばれて、体を揺らしながら楽しんで聞いて下さいました。
リコーダーで昭和歌謡ってどうなの?という疑問を吹き飛ばし、
曲の魅力がしっかり伝わったのではないかと思います。
そして1番の目玉、「カプリオール組曲」。
これは高音も低音も重ねパートが本当に効果的に響いて、
演奏していてとっても気持ちよかったんです!
こう、なんていうんでしょう、自分の体の中から音が湧きあがるような、
音の束の中に立っているような、不思議な感覚に包まれました。
この曲はビシっと決めたいと思っていたのですが、
本番は本当にかっこよく決まって、演奏中に感動してしまいました。
最後はピアノ伴奏の石澤さんとの共演で、会場の皆さんも参加して、
エーデルワイスのオーケストラ演奏です。
この曲はプログラムに楽譜を載せておいたのですが、
開始前も休憩中も会場から練習の音色が聞こえてきていたので、
これは絶対に良い演奏になるなぁと思っていました。
本番ではこれまた会場全体が素敵な響きに包まれて、感動感動☆
私は泣きそうでで唇が震えてうまく演奏が出来なかったのですが、
会場の皆さんがにこやかに、そして一生懸命に演奏してくださっていたので
とっても素晴らしい曲になりました。
アンコールをいただきましたので、そのまま石澤さんにピアノ伴奏をしてもらい、
忍たま乱太郎のテーマソング「勇気100%」を演奏。
最後はやりきった思いで、体を揺らして踊りながらノリノリで吹きました!
演奏しながら会場を見渡すと、ニコニコと手拍子してくださっている方、
曲に合わせて一緒に歌ってくださっている方、喜びの笑顔にあふれていました。
演奏しているみんなも、充実感にあふれた表情で、
それを見ているだけで涙が止まらなくなってしまいました。
もう~、どうして音楽ってこんなに素晴らしいのでしょう~☆
老若男女問わずみんなで楽しめる共通言語のようなものですよね!
こうして感動さめやらない中、コンサートは無事に終了したのでした。
この日はとーっても暑い日で30度を超えていたのですが、
会場のクーラーが思いのほか効かず、みんな超汗だく!
誰かが熱中症で脱落するのでは?という心配も抱えながら、
それでもみんな一生懸命楽しみました!
私は衣裳がビチョビチョに濡れるほど、そして化粧もとれまくるほど汗をかきましたが、
それも含めてこの夏一番の楽しい思い出であり、
わたしなりの「真夏の大冒険」で最高の1日となりました!
今は燃え尽きて抜け殻です・・・
5月から毎月練習や打合せで豊浦町へ行っていたので、
おばあちゃんの家に行くかのような通いなれたなじみのある土地になりましたが、
しばらく行かなくなるので物足りなさを感じています。
またご縁がありましたらぜひお伺いしたいです!
今回のコンサート開催にあたりまして、私共のお願いを聞き入れて下さり
全面的にバックアップしてくださいました豊浦町教育委員会の皆様には、
本当に本当にお世話になりまして、感謝の気持ちでいっぱいです。
突然の持ち込み企画にも関わらず、お忙しい中、本当に親身に対応してくださいました。
そして、吹奏楽部の練習や夏休みの宿題で忙しい中、伴奏を引き受けてくれた石澤優衣さん。
控えめでとってもかわいらしくて、一緒にいるだけで癒されてしまうオーラの女の子でした。
こちらの意図をすぐに音に反映して答えてくれるところはさすがです!
またいつか共演できたらいいなと思っています。
師匠の原田先生、年齢を聞くとビックリしてしまいますが、
その元気さと心の若さで私たちを熱心に指導してくださいました。
まだまだな私たちを上手に導いてまとまりのある演奏に仕上げてくださるところは、
さすが先生!と納得です。いつもありがとうございます!
今回は初めての地方でのコンサートで、どうなることかと不安もありましたが、
感じたのは、やはり都市部でないとリコーダーの演奏を聞く機会がないので、
皆さんとても興味深く聴いて下さるということでした。
リコーダーは学校で必ず習いますので、誰もにとって身近な楽器のはずなんです。
特に今学校に通っている子供たちは日常的に吹く機会がありますよね。
リコーダーに楽しく取り組んでもらうために、何かお役に立てることがあったら
私としてもうれしいことですので、今後も今回のような都市部ではない地域での
コンサートをやっていけたらいいなと思っています。
思いがあふれて長くなりました!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
コンサートの記録として自分の覚書のようになってしまいました。
このあとも依頼演奏、10周年コンサートなど、年内に予定が入っておりますので、
どこかでお会いしましょう!
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