いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
リコーダーアンサンブルトワルブランシュです。
今日は10周年記念コンサート第2部のレポートです♪
第1部が終わった休憩中、控室はなんだかテンション高めでした!
半分が終わってホッとしたことや、お客様からのあたたかい拍手がうれしくて
舞い上がっているのもあったでしょう。
みんな笑顔でいい雰囲気でした!
いよいよ第2部のはじまりです。
映画音楽・ジャズのくくりとして、まずは【魔女の宅急便メドレー】から。
「ほうきに乗って軽やかに飛ぶよ~♪」と練習の時からよく声かけしあった曲です。
演奏前にソプラノなおみちゃんが手をパタパタと振って飛ぶ合図を出してくれたので、
みんな心をひとつに、それぞれほうきにまたがりました!
晴れた日に…、海の見える街、仕事はじめ。
どれもリコーダーのかわいい音色にぴったりな素敵な曲です♪
次はジャズの2曲。
【ムーンライトセレナーデ】は大人っぽい雰囲気を意識して演奏しました。
この曲、譜面的には難しいわけではないのですが、
ジャジーな演奏にするために、吹き方をずいぶん試行錯誤して仕上げたものです。
原曲のイメージが強いので、リコーダーならではの雰囲気を出せたでしょうか?
こちらもおなじみ【テイクファイブ】は、5拍子に慣れるまでまとまらなかったのですが、
重点的に練習したおかげでなかなかいい演奏になったと思います。
数か月前に比べるとだいぶテンポがイケイケになっていて、
緊張感を持ちつつも楽しんでかっこよく演奏できました。
続いては、「バロック音楽と現代音楽の傑作」ということで、
それぞれの時代の名曲をチョイスしました。
まずはバッハの【管弦楽組曲第2番】から。
MCもとこちゃんが、ソプラノなおみちゃんにぶっこみました(笑)
素晴らしい超絶テクニックをぜひ聞いてくださいね♪というような、
ちょっぴりハードルをあげるナイスMC👍
一気に緊張で心臓がバクバクしたようですが、いつもの正確な指回りでした。さすが!!
【カプリオール組曲】は、4楽章の速いテンポの曲が聞かせどころで、
これも一生懸命練習しましたね~。
縦のラインがビシッと揃わないとカッコ悪いので、何度も何度も繰り返し練習しました。
しかもこの曲、スコアでは枚数が多いのでパート譜を使って演奏したのですが、
落ちてしまうとそう簡単には戻れない危うい曲なんです。
練習ではずれたり落ちたり色々ありましたが、本番は心地よい緊張感が手伝って
いい演奏になったと思います!(あとから反省の声も聞こえましたが・笑)
あとは最後の曲を残すのみ。
ここまでくるともうみんな、込み上げてくるものがありました。
ようやくあと1曲!よりも、これで演奏会が終わっちゃうな、これまでの練習から
今日の本番までほんとに楽しかったな、がんばったな!など…
いろいろな思いがあふれます。
ラストを飾るのは童謡唱歌メドレーの【ふるさとの四季】です。
この曲は故郷からはじまって、春の小川~朧月夜~鯉のぼり~茶摘~夏は来ぬ~
われは海の子~村祭~もみじ~冬景色~雪~そしてまた故郷に戻ります。
まるで人生のような曲です。
どうして童謡や唱歌はこんなに心に響くのでしょう。
日本らしいメロディー、思い浮かぶ風景。
会場に目をやると、口ずさんでいる方が何人も見えました。
今回はじめて登場したのが和太鼓!
日吉町会様のご厚意でお借りすることができました。ありがとうございます!
村祭の演奏のときにこの和太鼓を使い、リコーダーも祭囃子をイメージして
クライネソプラニーノを使って、にぎやかなお祭りムードを表現してみましたが、
これがまた血が騒ぐ、血が騒ぐ!お祭りっていいですね☆
最後の故郷の出だしはピアノが休みでリコーダーだけの演奏なのですが、
あぁ~、泣ける。もう口元がピクピクしてしまい、心をコントロールするのに必死です。
あとで聞いたらみんなも同じだったようで、感動が抑えられなくなっていました。
やわらかいぬくもりのある音色、それぞれの心にあるふるさとの景色。
こんな名曲はないですね。心にしみます。
2コーラス目からピアノが入って、後半は優雅で壮大なアレンジでメロディーを紡ぎます。
最後の1音、ロングトーン。
みんなどんな気持ちで吹いていたでしょうか…。
盛大な拍手が鳴り響いて、ますます私たちの胸に感動が広がっていきました。
ふぅ…終わった…
終わっちゃった…
0コメント